「スマホ1台で、プロ顔負けの動作解析ができる」。そんな比類なき技術で世界に挑む会社があります。それが、静岡県浜松市発のスタートアップ「SPLYZA(スプライザ)」です。
2026年9月9日放送予定のテレビ東京「アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜」に、スプライザの創業者・土井寛之さんが出演される見込みです。番組では、CEOの土井さんとCTOの安東清文さんの二人三脚に迫るとされています。
この記事では、土井寛之さんの経歴やプロフィール、ウィンドサーフィンから始まった意外な起業ストーリー、そして安東清文さんと乗り越えた創業までの道のりを詳しくまとめました。気になる方は、ぜひ最後まで読んでみてくださいね!
土井寛之が「アンパラレルド」に出演!スプライザ創業者ってどんな人?
土井寛之(どい ひろゆき)さんは、株式会社SPLYZAの代表取締役社長。AIによる動作解析技術「SPLYZA Motion」を世に送り出した人物です。番組では、CTOの安東清文さんとともに出演される予定とのこと。
そもそもスプライザは、スマホやタブレット1台で身体の約120箇所を認識し、3D動作解析ができるという、まさに”比類なき”技術を持つ会社。でも、その創業者がもともとスポーツとは無縁のエンジニアだったと聞くと、ちょっと意外ですよね。私も製造業の現場を長く見てきましたが、技術者が起業家へと化けていく物語には、いつも心を掴まれます。
土井寛之のプロフィールと基本情報
まずは、土井寛之さんの基本的なプロフィールから見ていきましょう。エンジニアから起業家へ、その歩みの土台となった経歴です。
生年月日や出身など基本のプロフィール
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名前 | 土井 寛之(どい ひろゆき) |
| 生年月日 | 1975年11月19日 |
| 学歴 | 2000年 同志社大学卒業 |
| 役職 | 株式会社SPLYZA 代表取締役社長(CEO) |
| 拠点 | 静岡県浜松市 |
ちなみに土井さんは、私と同じ兵庫県神戸市のご出身なんですよ。同郷の方が全国区で活躍していると聞くと、なんだか誇らしい気持ちになりますね。土井さんは2000年に同志社大学を卒業後、CADや点群処理を扱うエンジニアとしてキャリアをスタートさせました。
元ソフトウェアエンジニアという意外な顔
意外なのは、土井さんが学生時代は部活動に所属せず、スポーツとはほぼ無縁だったという点です。今やアマチュアスポーツを支える会社のトップですから、これは驚きますよね。
大学卒業後はアルモニコスに入社し、CAD/CATエンジニアとして開発に従事。その後2008年には株式会社アイビスへ移り、iOSアプリの開発を手がけています。つまり土井さんは、3次元処理からスマホアプリ開発まで幅広く経験した技術者だったわけです。この技術的な土台が、のちのスプライザの製品づくりに生きてくるんですよね。
ウィンドサーフィンから始まった起業のきっかけ

スポーツと無縁だった土井さんが、なぜアマチュアスポーツ向けの会社を立ち上げたのか。そのきっかけは、社会人になってから出会った一つのスポーツにありました。
「7分の7ワクワクしたい」という想いとオーストラリア留学
土井さんは社会人3年目のとき、ふとしたきっかけでウィンドサーフィンに出会います。週末は朝から晩まで没頭するほどのめり込んだそう。すると、相対的に平日の仕事がつまらなく感じられるようになったといいます。
そこで土井さんは考えました。人生が1週間の連続なら、「7分の7、毎日ワクワクしたい」と。この想いから会社を辞め、ウィンドサーフィンの聖地・オーストラリアへ単身留学します。勢いで人生を動かすその決断力、私はちょっと憧れちゃいますね。「そのうち何とかなる」って、案外そういう人にこそ道が開けるものなのかもしれません。
ただ、現地で黙々と練習する日々は、思ったほど満たされなかったそう。そこで気づいたのが「仲間と映像を撮り合い、一緒に観て、議論しながらご飯を食べる。それ全部が楽しかったんだ」ということ。この気づきが、後の事業の核になっていきます。
車の盗難が背中を押した起業への決断
1年ほどで帰国した土井さん。その後しばらくは会社勤めを続けていましたが、あるとき思いがけないハプニングに見舞われます。なんと、ウィンドサーフィンの道具を全て積んだ車が、丸ごと盗難に遭ってしまったのです。買いそろえるお金もなくすべてを失ったことで、かえってウィンドサーフィンへの思いが吹っ切れ、起業を真剣に考えるようになったといいます。
SPLYZA(スプライザ)創業までの道のりを時系列で
起業を決意した土井さん。ここからは、株式会社SPLYZAが誕生するまでの流れを追っていきましょう。
2011年、浜松の元同僚とともにスタート
株式会社SPLYZAが創業したのは2011年5月2日。土井さんは、かつて浜松のIT企業で同僚だったエンジニア仲間とともに、静岡県浜松市で会社をスタートさせました。創業メンバーは全員コンピュータエンジニア。この技術志向が、会社の色を象徴していますよね。
100以上のアイデアから選んだ「IT×アマチュアスポーツ」
起業にあたって、土井さんたちは100以上のアイデアを出したそう。最終的に選ばれたのは、土井さんが最後に出した「アマチュアスポーツにITが全然使われていない状況を変えよう」という案でした。
当時、「IT×スポーツ」の分野はプロやトップアスリート向けばかり。数十万〜数百万円という価格で、アマチュアには到底手が届きませんでした。そこでスプライザは「アマチュアスポーツマンの『もっと上手くなりたい』を叶える」というスローガンを掲げます。誰も見ていなかったニッチに光を当てる、この発想がすごいですよね。
何度も味わった失敗と、乗り越えた転機

順風満帆に思える創業ストーリーですが、実際はここからが試練の連続でした。むしろ、この失敗の歴史こそがスプライザの本当の魅力だと私は思います。
最初のサービス「Spoch」がほとんど使われなかった日々
創業後、土井さんたちが3年がかりで開発したのが、チームスポーツ向けの動画分析・共有サービス「Spoch(スポック)」でした。ところが、これがさっぱり売れなかったのです。創業メンバーがエンジニアばかりで、営業やマーケティングに精通した人がいなかったことが、大きな一因でした。
あちこちに売り込みをかけ、SNSでの発信や展示会への出展も試みましたが、反応はごくわずか。「コンセプトが間違っているのでは」と、心が折れかけた時期もあったといいます。技術力があっても、届け方が分からなければ売れない。ものづくりの現場でも本当によく聞く話で、他人事とは思えませんでした。
150チーム中たった5チーム…どう立て直した?
その後、このSpochを土井さんたちは大きく作り替えます。チームスポーツ向けの機能を充実させ、2016年頃に生まれ変わらせたのが「SPLYZA Teams」でした。β版には20種目150チームからトライアル登録がありました。ところが、正式リリース時に課金してくれたのは150チーム中たった5チームだったのです。
原因は、あちこちの要望を聞きすぎて機能を盛り込みすぎたこと。VCからも「アマチュアスポーツは儲からない」と資金調達に苦戦する日々が続きました。それでも土井さんは、最も反応の良かった「高校サッカーの部活動向け」に機能を思い切って絞り込む決断をします。
生徒自身が使う仕組みへ転換して生まれたヒット
そして生まれたのが、発想の大転換でした。「映像の分析作業を、指導者ではなく生徒自身にやってもらおう」というアイデアです。
スマホやタブレットを持つ生徒が、自ら映像を分析する。この仕組みに変えたところ、生徒は面白がり、先生方は感動するという、これまでにないリアクションが返ってきました。全国の部活で「分析班を作る」ムーブメントが起き、スプライザはようやく浮上のきっかけを掴んだのです。諦めずに転換し続けた執念、本当に頭が下がりますよね。
技術を支えた共同創業者・安東清文との二人三脚
土井さんの型破りな行動力を、技術面で支え続けたのが共同創業者の安東清文さんです。この二人の関係こそ、スプライザの土台と言えるでしょう。
数学と3次元処理を極めた安東清文の経歴
安東清文さんは、株式会社SPLYZAの取締役兼最高技術責任者(CTO)で、創業メンバーの一人です。大学・大学院ともに専攻は数学という、根っからの理論派なんですね。前職ではIT企業で製造業向けの検査ソフトウェアを開発し、長年3次元データ処理に携わってきました。この高度な3次元点群処理技術こそ、後に「SPLYZA Motion」を実現する原動力になります。世界的にも数少ない専門家の一人と評されているんですよ。
スマホ1台の3D解析「SPLYZA Motion」を実現した力
安東さんたち研究開発チームの力が結実したのが、AIによるマーカーレス3D動作解析アプリ「SPLYZA Motion」です。カメラ1台で身体各部位を認識し、角度や速度、距離まで3D解析できる、まさに比類なき技術です。
従来の3Dモーションキャプチャーは、身体に多数のマーカーを装着し、数十台のカメラと数千万円規模の機材が必要でした。それがスマホやタブレット1台で実現できるというのですから、驚きますよね。土井さんの行動力と、安東さんの数学的な技術力。この二人三脚があってこそ生まれた成果だと思います。
番組で語られる「ニッポン発、世界へ」の挑戦とは
2026年9月9日放送予定の「アンパラレルド〜ニッポン発、世界へ〜」では、スプライザのこうした歩みが紹介される見込みです。番組の予告によれば、高価な機材を必要としていた3D解析の「医療格差」という課題に、スマホ1台で挑む姿が描かれるとされています。
特に注目したいのが、理学療法士の経験や勘に頼っていたリハビリを「数値化」「可視化」するという展開になりそうな点。すでに強豪校の部活動や医療機関など、SPLYZA Motionの導入は200拠点以上にのぼるとされ、遠隔医療や世界市場への展開も見据えているといいます。
また番組では、住む家も決めずにオーストラリアへ渡り、現地の民家に居候したという土井さんの型破りなエピソードも語られる予定とのこと。その人間性に魅せられた安東さんとの歩みに迫るとされていて、放送がとても楽しみですね!
世間の反応やSNSの声
放送は2026年9月9日を予定しているため、番組を受けた具体的な反応はこれからになります。とはいえ、スプライザという会社そのものは、これまでも各方面から高く評価されてきました。
たとえば残像動画アプリ「Clipstro」は、App Storeで特集に取り上げられるなど高い評価を受けました。本人によれば2015年にはAppleのベストアプリにも選ばれたとのことで、早くから技術力が認められてきたんですね。
土井さん自身も、TEDxHamamatsuに登壇するなど発信を続けてきた人物です。地方発のスタートアップが世界に挑む姿は、番組放送後、さらに多くの共感を集めそうですね。放送後の反応が入り次第、この記事にも追記していきますね。
まとめ:土井寛之と安東清文が築いたスプライザの歩み
土井寛之さんとスプライザについて、この記事で分かったことをまとめます。
・土井寛之さんは1975年生まれ、元ソフトウェアエンジニアのSPLYZA代表取締役(CEO)
・ウィンドサーフィンへの熱中と車の盗難がきっかけで2011年に起業
・「7分の7ワクワクしたい」という想いが創業の原点
・最初のサービスは全く使われず、生徒自身が使う仕組みへの転換でヒット
・数学を極めた共同創業者・安東清文さんとの二人三脚で「SPLYZA Motion」を実現
スポーツと無縁だったエンジニアが、失敗を重ねながらも諦めずに世界へ挑む。土井寛之さんと安東清文さんが築いたスプライザの歩みは、まさに「そのうち何とかなる」を体現しているようで、私はとても勇気をもらいました。2026年9月9日放送予定の「アンパラレルド」での挑戦が、本当に楽しみですよね!
新しい情報が入ったら、また追記していきますね。最後まで読んでいただき、ありがとうございました!



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