SnowBiz伊藤親臣の学歴や経歴を紹介!スノーエンジニアとは?【ガイアの夜明け】

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こんにちは、しゅんです。私は長年、製造業の現場でエンジニアとして走り回ってきた経験があるので、「◯◯エンジニア」という肩書きにはついつい反応してしまいます。

そんな私が今回気になったのが、「スノーエンジニア」という珍しい肩書きを持つ伊藤親臣(いとう よしおみ)さんです。2026年10月9日放送予定の「ガイアの夜明け」に登場するとのことで、「いったいどんな人なんだろう?」と興味を持った方も多いのではないでしょうか。

伊藤さんは、株式会社SnowBizの代表取締役であり、「雪のエンジニア」として雪を資源として活用する“利雪(りせつ)”の最前線で活躍されている方です。工学博士という理系のバックグラウンドを持ちながら、雪という身近なものに新しい価値を見出している――そんな経歴がとても面白いんですよね。

この記事では、伊藤さんがどんな学歴・経歴を経てスノーエンジニアになったのかを、順を追ってご紹介していきます。

そもそも「スノーエンジニア(雪のエンジニア)」とは?

雪を資源に変える仕事内容をわかりやすく

「スノーエンジニア」と聞いても、ピンとこない方がほとんどかと思います。私も最初は「雪かきの専門家かな?」なんて思ったくらいです。

でも実際は、まったく逆の発想なんですね。雪国の人にとって雪は「邪魔者」になりがちですが、伊藤さんはその雪を“資源”として捉え、エネルギーや食品保存に活かす技術を研究・設計している方なのです。

伊藤さんによれば、1kgの雪には約80kcal分の冷たいエネルギーがあり、日本に降る雪のわずか0.2%を使うだけでも原発15基分ほどのエネルギーに相当するという試算もあるそうです(富山大学の対馬名誉教授の試算)。厄介者だと思っていた雪が、実は宝の山だった――そう考えると、なんだかワクワクしてきませんか。

雪室や雪冷房ってどんな仕組み?

伊藤さんの仕事を理解するうえで欠かせないのが、「雪室(ゆきむろ)」と「雪冷房」という言葉です。

雪室とは、冬にたくさん降った雪を貯めておき、その冷たさを使って食品などを保存する“天然の冷蔵庫”のこと。電気を使わずに夏まで低温を保てるのが特徴で、しかも温度・湿度が安定しているため、お米や野菜、お酒などが熟成されて、よりおいしくなると言われています。

雪冷房は、その雪の冷たさを使って建物を冷やす仕組みです。エアコンのように電気で冷やすのではなく、貯めた雪の冷熱で涼しくするという、とてもエコな発想ですね。電気冷蔵庫のようにコンプレッサーのオンオフで温度が上下することがなく、0℃付近で安定して保てるのが雪ならではの強みだそうです。伊藤さんは、こうした雪室や雪冷房のシステム設計を専門に手がけてこられました。

伊藤親臣さんの簡単プロフィールと学歴

画像引用:日本食料新聞

年齢や出身地は?

伊藤親臣さんは1971年生まれで、出身は愛知県です。意外にも、雪とはあまり縁のなさそうな地域のご出身なんですね。

ご本人も「ほぼ雪の降らない愛知県出身」「大学に入るまで利雪のことは知らなかった」と語っていて、スキーやスノーボードで遊ぶ以外に雪を使うなんて思いもしなかったそうです。そんな方が今や雪のスペシャリストになっているのですから、人生の巡り合わせというのは本当に面白いものだなと感じます。

現在は新潟県上越市を拠点に活動されていて、出身地と活動拠点が違うのも、雪への情熱で移り住んだからこそ、という印象を受けますね。

室蘭工業大学大学院で工学博士に

伊藤さんは、北海道にある室蘭工業大学大学院工学研究科の博士後期課程を2008年に修了し、工学博士の学位を取得されています。

もともと機械工学を学ばれていたという経歴があり、理系・ものづくりの素地をしっかり持った方なんですね。私自身も機械装置の開発に長く携わってきたので、工学の知識を土台にして雪という自然現象に挑んでいく姿勢には、同じエンジニアとして強く共感します。

機械工学で培った「仕組みを設計する力」があったからこそ、雪室や雪冷房という独自の技術を形にできたのだろうと思います。

雪のエンジニアになるまでの経歴を時系列で

大学での雪エネルギー研究からスタート

伊藤さんがスノーエンジニアへと歩み始めたのは、北海道の大学で雪の冷たさに着目した雪冷房システムの研究に取り組んだことがきっかけでした。

愛知県出身で雪に縁がなかった伊藤さんが、学びの中で雪の持つ可能性に出会い、どんどんその世界に引き込まれていった――。この「自分の専門と、思いがけない対象が結びつく瞬間」というのは、研究者やエンジニアにとって何より面白いところですよね。

雪だるま財団での約20年間の取り組み

大学で雪エネルギーを研究した後、伊藤さんは2000年、新潟県安塚町(現在の上越市)にある公益財団法人・雪だるま財団に研究員として勤務を始めました。以来、SnowBizを設立するまでの20年近くにわたって活動されています。

この財団では、雪を暮らしに活かす研究に取り組み、雪冷房や雪室のシステム設計、さらには雪室で貯蔵・熟成させた食品の普及などを手がけてこられました。財団に入ってすぐの大仕事は「雪を新エネルギーとして国に認めてもらう」というプロジェクトの資料づくりだったそうで、国会にも何度も足を運んだといいます。こうした地道な取り組みは、2002年に雪氷冷熱エネルギーが国の新エネルギーとして正式に認められる流れにもつながりました。

約20年近くを一つのテーマに注ぎ込むというのは、並大抵のことではありません。腰を据えて雪と向き合い続けた厚みが、今の伊藤さんの肩書きを支えているのだと思います。

独立してSnowBizを設立

長年の経験を積んだ伊藤さんは、その後、「いつか雪の力を使って社会貢献がしたい」という思いから、2019年に株式会社SnowBizを設立し、代表取締役に就任しました。

財団という立場から一歩踏み出して独立したのは、雪の価値をもっと広く社会に届けたいという思いがあったからでしょう。研究で培った技術を、ビジネスとして世の中に実装していく――。その挑戦の場がSnowBizなのだと感じます。

現在の活動と越後雪室屋での挑戦

画像引用:にいがた産業創造機構

米農家を支える新たな取り組みとは

現在の伊藤さんは、「にいがた雪室ブランド事業協同組合(越後雪室屋)」の顧問も務めています。

越後雪室屋は、天然雪の食品保存庫「雪室」を使った新潟の特産品ブランドで、雪室で貯蔵・熟成させたお米やお酒などを扱っています。雪室で低温熟成させたお米は、鮮度が保たれ、甘みやうまみが引き出されると言われていて、ここに米農家さんを支える大きな可能性があります。

収穫したお米を雪の力でおいしく保存し、付加価値をつけて届ける――。これは農家さんの収入や、お米のブランド価値を高めることにもつながる取り組みで、「ガイアの夜明け」でもこのあたりの挑戦が紹介されるのではないかと予想しています。放送内容はまだわかりませんが、現場での具体的な取り組みが描かれると楽しみですね。

東京農業大学客員教授としての顔も

伊藤さんは、東京農業大学の客員教授という顔も持っています。長年の研究と実践で培った知見を、次の世代に伝える役割も担っているんですね。

実務家でありながら教育の場にも立つというのは、それだけ伊藤さんの技術と考え方が高く評価されている証だと思います。現場を知る人が教壇に立つと、話に説得力と熱がこもるもので、学生さんたちにとっても貴重な学びになっているのではないでしょうか。

これまでの主な実績や受賞歴

伊藤さんのこれまでの代表的な実績として、まず挙げられるのが「世界初となる雪冷房の学校」の設計に携わったことです。電気に頼らず雪の冷熱で涼しくするという発想を、実際に学校という公共施設で形にしたのは、大きな一歩だったといえます。

また、お米を貯蔵する雪冷蔵倉庫の設計など、利雪施設やシステムの研究開発を25年以上にわたって続けてこられました。県内外の数多くの利雪施設に技術アドバイザーとして関わってきた実績もあります。

受賞歴としては、2022年に「第7回 食の新潟国際賞・地域未来賞」を受賞しています。雪室を活用した食のブランド化や高付加価値化への取り組みが評価されたもので、雪を経済活動へと導く挑戦が社会的にも認められた証といえます。

さらに2021年には、東京オリンピックの聖火ランナーを務め、6月に佐渡市を走りました。「雪利用の価値を全国に発信したい」という思いで応募されたとのことで、研究一筋ではなく、雪の魅力を社会に広く伝えることにも情熱を注いでいる方なのだとわかります。

世間の反応やSNSの声

「スノーエンジニア」という珍しい肩書きは、やはり多くの人の興味を引くようです。「雪を資源にするなんて発想がすごい」「邪魔者だと思っていた雪が宝物に見えてきた」といった、視点の転換に驚く声が聞かれます。

雪室で熟成させた食品についても、「雪室のお米やお酒がこんなにおいしいとは知らなかった」「電気を使わないエコな冷蔵庫というのが素晴らしい」と、その実用性や環境への配慮に共感する人が多い印象です。

「ガイアの夜明け」の放送後には、こうした雪の新しい可能性に注目が集まり、さらに反響が広がるのではないかと期待されます。

まとめ:伊藤親臣さんの歩みから見える雪への情熱

今回は、スノーエンジニア・伊藤親臣さんの学歴と経歴についてご紹介しました。

愛知県出身で雪に縁のなかった伊藤さんが、室蘭工業大学大学院で工学博士となり、2000年から雪だるま財団で20年近く研究を重ね、2019年にSnowBizを設立。今では越後雪室屋の顧問や東京農業大学客員教授として活躍されている――。その歩みをたどると、一本の太い「雪への情熱」が通っていることがよく分かります。

同じエンジニアの端くれとして、一つのテーマに人生をかけて向き合い続ける姿勢には、心から敬意を感じました。厄介者だと思われていた雪を、価値あるものへと変えていく。そんな伊藤さんの挑戦が「ガイアの夜明け」でどう描かれるのか、放送をとても楽しみに待ちたいと思います。

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